2017年3月1日水曜日

2月議会が開会中です!

藤沢市議会2月定例会が2月26日~3月22日までの日程で行われています。先週23日は私の所属する子ども文教常任委員会が行われました。待機児童解消を進めるための保育所整備ガイドラインの進ちょく状況や保育料の見直し、給付型奨学金制度の概要などが市当局から報告されました。

この時期は子をもつ親たちが保育園探しに奔走している時期です。質疑では藤沢市の保育園の申し込み第一次募集分では申し込み者全体の2367人うち不承諾となった子どもたちは851人にのぼることが明らかになりました。児童福祉法24条では自治体に保育の実施義務を課しています。保育園に入れないのは自治体の責任であって親の責任ではありません。質疑では親御さんたちの声も紹介しながら、子どもの保育を受ける権利を保障する立場で市の事業計画を見直し、認可保育所の増設を位置づけるべきと厳しく主張しました。また、藤沢市が今年9月に保育料の値上げを進めようとしていることも明らかになりました。質疑では年収約600万円以上の世帯では年間約1万8000円の負担増になります。安倍政権による消費税増税や雇用環境の悪化などで子育て世代の暮らしが厳しさを増しているなかで、保育料の値上げはそれにいっそうの追い打ちをかけることになります。質疑では子育て世帯全体の負担軽減こそ求められていると述べ、保育料値上げの中止を求めました。

学生に対する給付型奨学金制度が今年4月から募集が開始されます。市教委の説明では入学準備金30万円、4年間月額6万円(いずれも上限額)を学生に対して給付するものですが、年度あたり募集人数は3名程度と狭き門になっています。質疑では憲法と教育基本法の精神に基づいて、「お金の心配なく学びたい」と願う若者の声に応えて抜本的拡充を図るべきと主張しました。

来週からは代表質問、予算委員会と続きます。住民のくらし・福祉、子育て支援の充実を進める市政を実現させるため、引きつづきしっかり取り組んでいきたいと思います。

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